かんざし

かんざし
I
かんざし【簪】
〔「髪挿(カミサ)し」の転。 古くは「かむざし」とも〕
(1)女性が髪にさす飾り。 前にさすのを前差し, 後ろにさすのを後差しという。 金属・竹・象牙・鼈甲(ベツコウ)などで作る。 古くは「くし」を含むこともある。
(2)冠(カンムリ)の付属品。 冠が落ちないよう, 巾子(コジ)の根から髻(モトドリ)に差し込むもの。
II
かんざし【貫緡・貫差】
銭一貫文をさし通す銭緡(ゼニサシ)。 また, 銭緡で貫いた一貫文の銭。 一貫文は千文であるが, 貫緡の場合は九六〇文で一貫文として通用した。
III
かんざし【髪状】
(1)髪のはえ具合。 髪の形。

「額つき~いみじう美し/源氏(若紫)」

(2)髪。

「姫君を近づけて緑の~を撫であげ/御伽草子・鉢かづき」


Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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